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2020.07.11 (Sat.)
OPEN
記憶を繋ぐカフェ、レボン。
"世代を超えて愛された銭湯"
平成の終わりまで営業していた快哉湯はまさにその言葉が似合う場所でした。番台、格天井と古時計の脱衣所、自然光が富士山のペンキ絵に降り注ぐ浴室。
その佇まいは1928年に建設されてからほとんど変わりません。幼少期から孫ができる歳まで通い続け、ここが人生そのものの記憶だという方もいます。
2016年に惜しまれながら営業を終える頃、代々銭湯を運営してこられたオーナーは建物の未来についての願いを綴った一通の手紙をNPOたいとう歴史都市研究会に送りました。その手紙は当会の会員である常連客の手に渡り、意思を受け継いだとある建築会社の尽力によって、快哉湯はオフィスとまちに開くラウンジとして保存再生されることになりました。
そして2020年夏、その想いはさらに発展し、未来に記憶を繋ぐカフェが誕生します。その名もレボン。「再生」を意味するrebornに由来しています。
レボンは、名店で修業を積んだ台東区出身のバリスタが淹れるコーヒーと農園から直接仕入れた果物で作る自家製アイスクリームのマリアージュが自慢です。また来客時やお土産にぴったりの商品の販売や、地域と世界を結ぶイベントの開催も行っていきます。かつて銭湯だったときのように、再び日常生活の一部として人々の憩いの場となること、そしてこのまちの魅力を世界に発信し地域全体を盛り上げていくことを目指します。
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